今週末開催!【マンスリーセレクト7月】7月7日(土)『バベルの学校』+七夕ガーデン
⭐️違ったっていい。違ってるからいい。
毎月プロジェクトメンバー厳選の映画作品をお届けしている、シネマ・デ・アエル マンスリーセレクト。7月の上映作品は、ドキュメンタリー映画『バベルの学校』をお送りします。
パリのある中学校、担当教師の人生最後のクラスにそれぞれの事情をかかえて集まった生徒たち…。
国籍も宗教もフランスに来た理由も違う子どもたちの中には時に大声で口論し、泣き、自暴自棄になる子も。先生は、そんな子どもたちを驚くほどの辛抱強さで見守り、なだめ、そして導いていきます。
それぞれバックグラウンドの違う十代の生徒たちが、異国の地フランスで、言葉もままならないなか葛藤を抱えて新生活を初め、時にぶつかりながらも様々な壁を乗り越えて友情を育んでいく。そんな彼らの姿は私たちに未来への希望を見せてくれます。出会い、そして別れ。
国境を超えた友情に心温まる感動のドキュメンタリーをどうぞお見逃しなく。
⭐️ココが見どころ!
ある日、転校生がやってきた。隣の席に座ったその子は、外国人だった。
きっと、近い将来、私たちの街でもそんなことが当たり前になるかもしれません。みんな違って当たり前、みんなで仲良く・・・でも言葉が、宗教が、文化が違う。育ってきた環境や経験してきたことだって違う。隣の子と仲良くできるだろうか。正直なところ、私はちょっと自信がありません。
このクラスの授業では、母国語で「こんにちは」を紹介するだけで大騒ぎです。しかし、彼らはたとえ衝突しても、思いを言葉にすることを選びます。黙らない。そして、先生はけっして投げやりになることなく、根気強く子どもたちと向き合い続けます。1年後、彼らはどうなっているのでしょうか!? みなさんと一緒に見届けたいと思います!
(プロジェクトメンバー 明地 幹子)
⭐️たなばたガーデン開催!
今週末は七夕です。宮古の町ではアートやクラフト、食や音楽ライブなど盛りだくさんの「まんなかマルシェ2018たなばたの星まつり」が開催されます。
シネマ・デ・アエルも会場のひとつとして、シアター前スペースでのマーケットやヨガサロンぽやにかさんのヨガ講座、カフェやフードブース、アートワークショップ、古本市、音楽ライブなど盛りだくさんで開催します。
映画をご覧にならない方もお気軽に遊びにいらしてください。
(開催時間7月7日、11時から21時 天候等により変更あり)
【シネマ・デ・アエルマンスリーセレクト『バベルの学校』上映会】
上映日:7月7日(土) 11:00ー12:30 ②14:00-15:30
会場:シネマ・デ・アエル(宮古市本町2-2 東屋駐車場内「蔵」)
料金:一般1200円 ※中学生以下無料
主催:シネマ・デ・アエルプロジェクト
共催:文化なしごと人コンソーシアム、三陸みらいシネマパートナーズ、みやこ映画生協
後援:宮古市、宮古市教育委員会
Introduction
アイルランド、セネガル、ブラジル、モロッコ、中国…。11 歳から 15 歳の子どもたちが世界中からフランスのパリにある中学校にやって来た。24 名の生徒、20 の国籍。理由も事情もそれぞれ。フランスに来たばかりの彼らが最初に入ったのは適応クラス。ここでフランス語を学び、話せるようになるための集中トレーニングを受ける。
子どもたちの中には、時に大声で口論し、泣き、自暴自棄になる子も。ブリジット・セルヴォニ先生は、そんな子どもたちを驚くほどの辛抱強さで見守り、なだめ、そして導いていく。クラスの1年を追ったドキュメンタリー。
作品名:バベルの学校
原題:La Cour de Babel
監督:ジュリー・ベルトゥチェリ
配給:ユナイテッドピープル
(2013年/フランス/89分/ドキュメンタリー)
文部科学省特別選定 社会教育(教養) 青年向き 文部科学省選定 社会教育(教養)成人向き