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2019年もシネマ・デ・アエルをよろしくお願いいたします!【1月マンスリーセレクト『武蔵野』+スペシャルゲストトーク】

農業って深い!​ 2019年初回のマンスリーセレクトは、 300 年以上続く循環型農業を継承する農家の暮らしを記録したドキュメンタリー『武蔵野』上映会&スペシャルゲストトークをお送りします。 【マンスリーセレクト『武蔵野』上映会&ゲストトーク】  上映日:1月12日(土) ①18:30     :1月13日(日) ①10:30 ②13:30③16:00       (上映時間111分+ゲストトーク)  埼玉県南西部、武蔵野地域の農家たちの生活を追ったドキュメンタリー。360年に渡り循環型農業を継承する農家の暮らしを、雑木林が意味する摂理とともに3年間に及ぶ取材で浮き彫りにする 。  13日日曜日の各回には、ゲストとして自然と深く関わるスペシャリストの方々をお招きしました。上映後はご覧いただいたみなさまと一緒にクロストークを楽しみましょう。  12日(土)は夜の上映を設定しました。ホットワインやコーヒーのご用意もあります。暖かい蔵で、週末の夜をゆっくりとお楽しみください。  ⭐スペシャルゲストトーク⭐  1月13日(日)  ◻︎10:30の回   齋藤眞琴さん(森を考える会代表)   http://www.morikan.info/  ◻︎13:30の回   奥畑 充幸さん(フィールド・ノート)   http://www.taimagura.com/yama/fieldnote.html  ◻︎16:00の回   工藤林太郎さん(岩泉純木家具有限会社)   https://www.junbokukagu.co.jp/   ゲストは予定なく変更することがあります。   あらかじめご了承ください。 《Introduction》 埼玉県南西部、武蔵野地域の農家たちの生活を 3 年間にわたり追ったドキュ メンタリー。江戸時代から 300 年以上続く循環型農業を継承する農家の暮ら し、「ヤマ」と呼ばれる雑木林の再生と活用に取り組む人々の活動を記録した。 平成 30 年公開。 《Story》 都心から 30 キロ圏内、武蔵野地域の 5 市町村にまたがる三富新田。ここでは、 約 360 年に渡り、自然の摂理を生かした循環型農業が行われている。 江戸時代、川越藩主は農民に対し、原野だったこの土地に雑木林と農地を 半々の割合で作ることを奨励した。この雑木林は「ヤマ」と呼ばれ、秋、ヤマで 集めた落ち葉は 1 年かけて堆肥となり、肥沃な土壌を形成する。剪定した樹木 を焼いた灰はカリウム分として土に還元される。この地の農業は、平成 29 年 に大都市圏で唯一、「日本農業遺産」に選定された。 川越市の若手農業継承者一家、伝統農法で茶とサツマイモの生産を行う三芳町の農家、ヤマの保全を模索する所沢市の環境派農家の 3 家族の農家の暮 らし、ヤマの再生に取り組む森林管理ボランティアと、伐採された老木を家具 としてよみがえらせる工芸作家の一年を追った。 ⭐️ココが見どころ!!   宮古のまちなかの蔵(江戸時代築)にて、月一回、セレクター推薦の様々な映 画を上映してきたシネマ・デ・アエル。2019 年新春の一作目は、農業ドキュメ ンタリーです。   関東平野を覆う火山灰土の関東ローム層は、貧栄養のため農業には向かな い土壌でした。ところが江戸時代、そんな土地に木を植えて林を育て、長い年月をかけて土を富ませる「開発」が行われました。  それから約 250 年後の明治時代に書かれた、国木田独歩の随筆『武蔵野』では、時を経て豊かに広がった雑 木林の美しさや、自然と共にある農家の暮らしへの憧れが、熱く語られています。昔の人が木々に託した未来の農業への想いを、今なお受け継いでいる人がいることを、心から誇りに思います。  さて、この宮古市は漁業に限らず、多種多様な農業が営まれるまちです。し かし一年に一度しか巡って来ない季節の中で、農業という事業の難しさも想います。  平成 28 年台風10号のときも、昨今の獣害についても、被害に遭った農家の大変な苦労を見聞きし、自分に何ができるのかと悩みました。  「武蔵野の農業が、300 年続いてきたのだから、300 年後も残ってほしい。その思いでこの映画を作りました。」という監督の言葉に心動かされて、私はこの作品を皆さんにお届けしたいです。 (プロジェクトメンバー工藤翠) 武蔵野 監督・撮影・編集:原村政樹 / プロデュー サー:鈴木敏夫/ 音楽:鈴木光男 / 演 奏:gaQdan 鈴木光男 / スチール:倉持正実 / 語 り:小林綾 子 / 2 0 1 8 年 / 日 本 / 111 分 / カラー © 映画『武蔵野』製作委員会 【マンスリーセレクト『武蔵野』上映会&ゲストトーク】 上映日:1月12日(土) ①18:30 上映日:1月13日(日) ①10:30 ②13:30③16:00  (上映時間111分+ゲストトーク) 会場:シネマ・デ・アエル(宮古市本町2-2 東屋駐車場内「蔵」) 料金:一般1200円(中学生以上無料) 定員:各回40名 主催:シネマ・デ・アエルプロジェクト 共催:文化なしごと人コンソーシアム、三陸みらいシネマパートナーズ、みやこ映画生協 後援:宮古市、宮古市教育委員会

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