ACTIVITIES
2025
こんな活動をしてきました

2025 11/15 sat–11/16 sun
パートナープログラム
「FISH BOOK : reading」—死と生と命に関する4作品の朗読公演
“あの災厄”による喪失と止むことのない渇きと痛みを描き、2023年に芥川賞を受賞した『荒地の家族』(佐藤厚志原作)の朗読劇版「FISH BOOK : reading『荒地の家族』」。シネマ・デ・アエルを舞台に、芝原弘(コマイぬ)、四倉由公彦さんの出演により、朗読公演を開催しました。
公演は石巻劇場芸術協会さんの主催で、2025年11月から2026年2月まで、東日本大震災から15年が経過する時を前に、シネマ・デ・アエルをはじめ、岩手県陸前高田市、宮城県気仙沼市、宮城県石巻市と、岩手・宮城の沿岸部で開催。
演目は「死と生と命」に関わる小説4作品で、石巻で活動する俳優たちが楽士や音楽とともにリーディングしました。
©

2025 11/8 sat–11/9 sun
11月 マンスリーセレクト #1
「時の支配者 4K修復版」上映
巨大スズメバチに襲われ父を亡くした少年ピエールは、砂漠の惑星でひとりぼっちに。ルネ・ラルーがメビウスと組んだ、フランス産アニメのカルト的名作。
◉ セレクター:岩田和憲
上映後には、ルネ・ラルーの独創的なSF世界を読み解くトークプログラムを開催し、ご来場の皆さまと感想を共有しました。
また、本作の作画を手がけたフランス漫画界の巨匠メビウスにちなみ、ロビーでは「漫画祭り!—メビウスの“和”」を同時開催。メビウスの影響を受けた日本の漫画家たちの作品を集めたミニブックフェアで、かんの書店さんのご協力のもと実施しました。
©1982 CITE FILMS - TF1 Film Productions

2025 11/8 sat–11/9 sun
11月 マンスリーセレクト #2
「ガンダーラ 4K修復版」上映
ヤツらは未来から襲ってくる…。平和な未来世界ガンダーラが突如、機械人間による壊滅的攻撃にさらされる。北朝鮮との共同製作、フィリップ・カザの作画による、ルネ・ラルー最後の長編アニメーション。上映後は、作品の背景を紐解く解説トーク、そして会場との感想共有を行いました。
©1987 COL-IMA-SON – France 2 Cinéma – TF1 STUDIO

2025 11/8 sat–11/9 sun
Newcomer Select
短編映画「チューリップちゃん」上映
次代の作り手応援プログラム。11月はロッテルダム国際映画祭招待作品、ぴあフィルムフェスティバル PFFアワード2024入選、渡辺咲樹(渡辺佐吉)監督による、短編アニメーションを上映しました。
小学生のチューリップちゃんは、授業参観でクラスのみんな笑われ、理由がわからず戸惑う。逆上がりができず、家族の何気ない言葉にも傷つく。そんな彼女はどんな大人になるのか。夢は叶うのか。がんばれチューリップちゃん!
©

2025 11/6 thu
パートナープログラム
岩手X(クロス)ピッチ
シネマ・デ・アエルを会場に、起業家やスタートアップの挑戦を応援する「岩手X(クロス)ピッチ」(主催:岩手県)が開催されました。
農業・漁業・酪農・狩猟から、AI・デザイン・介護・建設まで——多彩な分野の事業プレゼンテーションで会場は大いに盛り上がりました。
人口減少の加速や、地域を支えてきた事業者の廃業・破綻といった課題が山積する中で、それでも“これから”を信じて前へ進む多くの人々に出会い、胸が熱くなる一日でした。
参加者の皆さん、そして主催・運営スタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした!
©

2025 10/23 thu
パートナープログラム
黒森神楽の演舞
豪華客船「飛鳥Ⅲ」による、10月21日ー11月1日に運行される秋の日本一週クルーズ。同クルーズの宮古港からの寄港地ツアーとして開催しました。30名ほどのクルーズのお客さんがシネマ・デ・アエルに立ち寄り、黒森神楽を鑑賞するとともに、演者さんたちとの写真撮影や交流も行われました。
前回、黒森神楽さんに舞っていただいたのは2018年なので、実に7年振りのシネマデアエル上演でした。
©

2025 10/18 sat–10/19 sun
10月 マンスリーセレクト #1
「書けないんじゃない、書かないんだ」上映
ふたりの“小説家”は書けるのか? 書けないのか? そして両者のバトルの行く末は? 義理の姉妹が繰り広げるホームコメディー。
◉ セレクター:只野由菜
上映後は鴨井奨平監督をお迎えして、小説や創作をテーマに語り合うプログラムを開催しました。
また小説がテーマの本作上映に併せ、シネマ・デ・アエルのノキシタガーデンでは「一箱古本デアエル堂」を開催。参加者が好きな本を一箱に詰め、一日だけの『プチ本屋さん』に。
©映像制作団体Tiraggiro

2025 10/18 sat–10/19 sun
10月 マンスリーセレクト #2
「フォーチュンクッキー」上映
クッキー工場で働くドニヤは、アパートと工場を往復する単調な生活ななか、慢性的な不眠症に悩まされている。ある日、クッキーのメッセージを書く仕事を任されたドニヤは、新たな出会いを求め、自分の電話番号を書いたものをこっそり紛れ込ませる。すると間もなく1人の男性から、会いたいとメッセージが届き…。甘くてほろ苦い、ジム・ジャームッシュにインスパイアされたインディーズ映画。
©2023 Fremont The Movie LLC

2025 10/18 sat–10/19 sun
Newcomer Select
短編映画「エイリアンの恋」上映
次代の作り手応援プログラムとして、鴨井奨平監督による短編映画を上映。
自閉症スペクトラム・ASDである大学生 桑野巧。成績はとても優秀で大学から学費が免除されている。そんな桑野が密かに恋をしている同じ学科の博士課程の吉木ゆかりにいきなり告白してしまうが—
©

2025 9/30 tue
パートナープログラム
末角神楽の公演
シネマ・デ・アエルを会場に、末角神楽保存会の皆様による、末角神楽の公演を開催しました。公演は、ワールド航空サービスさんの主催により、観光客を三陸に誘致しようと三陸国際芸術祭の事業として開催。ツアー客の皆さま20名ほどが三陸の地酒やひっつみ汁のお振舞いとともに、夜の神楽を楽しみました。
シネマ・デ・アエルでは今回の末角神楽の公演のように、「五十集余情」(詳細はこちら)と題し、往年の港町としての宮古の活気を再現しようと、伝統芸能の上演や郷土料理のおふるまいなどの活動も行っています。
©

2025 9/27 sat–9/28 sun
特別上映
「Dr.カキゾエ歩く処方箋~みちのく潮風トレイルを往く~」上映
がんサバイバーの支援と東日本大震災の被災者の心の傷に少しでも寄り添いたいという思いから、82歳になるドクターカキゾエはある決意をする—。がん専門家の垣添医師が、青森県八戸市から福島県相馬市まで1025kmを歩くロードムービー。
ゲストトークも開催
各回上映後には、志賀鉄太郎さん(スポーツ用品店「志賀スポーツ」)、藤田 敦さん(ふじたファミリークリニック院長)、佐々木洋介さん(浄土ヶ浜ビジターセンター運営協議会事務局長、三陸ジオパーク認定ガイド)ら、映画のテーマにちなんだゲストを招いてのトークプログラムを開催しました。
◉主催:シネマ・デ・アエルプロジェクト ◉上映協賛:NPO法人みちのくトレイルクラブ、浄土ヶ浜ビジターセンター運営協議会、大槌町曹洞宗虎龍山吉祥寺、慈愛サポートセンター合同会社、ふじたファミリークリニック ◉広報協力:岩手ホスピスの会、三陸ジオパーク推進協議会
© 2024 Dr.カキゾエ歩く処方箋映画製作委員会

2025 9/22 mon
パートナープログラム
宮古ヤタイのワークショップ
宮古中央通商店街振興組合さんによる、宮古ヤタイの制作ワークショップを開催しました。宮古ヤタイとは、港町宮古の賑わいづくりのためにシネマ・デ・アエル(ヒガシ・デ・アエル)の活動から生まれたオリジナルデザインのモバイル屋台。宮古ヤタイをデザインしたか建築家の天野美紀さんを講師に迎え、商店街のみなさんが商店街用のヤタイ作りに挑戦しました。
こシネマ・デ・アエルから誕生した屋台が、宮古の街の風景になるっていってもらえると、嬉しいですねえ。
©

2025 9/14 sun–9/15 mon
9月 マンスリーセレクト #1
「うぉっしゅ」上映
ソープ嬢として働く主人公・加那。ある日、母から電話がかかってくる。「一週間だけ、おばあちゃん の介護してくれない?」。研ナオコが9年ぶりに主演!
◉ セレクター:佐々木芳江
上映後は宮古市の内外から認知症介護に造詣のあるゲスト(田中圭介さん、大峠寿子さん、あまのさくやさん)、そして岡﨑監督をお招きし、トークプログラムを開催。映画製作の背景や、介護が抱えるさまざまな課題や考え方についてお話しいただきました。
そしてロビーでは、かんの書店さんのご協力で認知症関連書籍の販売も行いました。
© 役式
